生産工程のことまで考えた金子メッキの対応事例

内装関係で使用するボールチェーンへのメッキを、短納期で仕上げてもらえないか？

ご依頼があった、ボールチェーンの長さはおよそ6,000ｍ！
どのようにメッキしたかは社外秘ですが、独自に考え出した、チェーン専用治具を使うことで品質を維持しながら、希望納期に間に合わせることができました。
お客様にも大変喜んでいただき、私たちも嬉しかったです。

亜鉛ダイキャスト製の部品とステンレス製の部品を組み込んだものを、メッキして欲しい！

この案件は幸い企画段階での相談でしたので、事前に亜鉛ダイキャストに銅メッキを施してから組み込み作業をしてもらい、メッキ処理したことで綺麗にメッキすることができました。

亜鉛ダイキャスト製の部品で形状が複雑なので、他社でメッキを施しても光沢ムラが生じてしまい製品検査で不良になってしまうので何とか別方法で対応してほしい！

弊社では全て手作業でメッキの色やムラ具合を確認しています。
そのため、自動ラインでは不可能な、メッキ作業中に品物を動かしながらメッキする事で、全体に均一に仕上げることができます。

その結果、非常に満足していただけました。

中国産のアクセサリーが変色してしまい、納品先から返品されてしまったので再度メッキを施して欲しい。

物を見せていただくと、パールパーツや樹脂パーツがすでに組み加工済みでした。

少し難しい状態でしたが、様々なメッキ治具を使い、再メッキ加工を施すことができました。

アクセサリー加工作業をする際に、出来るだけ事前にパーツを組み込んでから、メッキ作業をしてほしい。

デザイン画をメールにて頂き、弊社のほうで半田・ロー付け・メッキの作業手順等を　記しました。事前にパーツを組み込むことで、色ブレがなく製品が完成しました。

金属アレルギー対応のメッキをして欲しいが、同時に耐食性も重視して欲しい。

金属アレルギーは、主にニッケルに反応しやすくなっています。
弊社では、ノンニッケルメッキも対応することができます。また、耐食性についても、素材に適したメッキを施すことで耐食性の向上が可能となります。

中国で製造依頼したもので、“黄色”塗装で発注した品物が、“赤色”塗装で納品されてしまい困っている・・・

中国工場で使用していた塗料の種類が不明だったため、テストとして再塗装処理を施しました。その結果、密着不良になる事なく、無事に“赤色”塗装が完了。無事納品することができました。

展示会直前だが、カラーのバリエーションを増やしたい！

早速打ち合わせを行い、４パターンのメッキカラーを提出し同時に見積金額も提示させて頂きました。展示会に間に合い、量産受注に繋がりました。

バックルをメッキして、中国に出荷したいが納期が本当に短いので、なんとかやってもらえないか？

ご相談を詳しくお伺いすると、ロットの数は1万個とのことで、かなり多かったのですが、もちろん引き受けさせていただきました！

弊社では、全社員が一丸となり対応！
そのため、数万個のご依頼も容易に対応することができます。

お客様からは、希望通りに納品することができ非常に満足しました！というお言葉をいただき私たちも嬉しい限りでした。

他社でメッキしたボタンを縫製工場にて取り付けた後、色落ちが起こり、布が汚れてしまうことが発覚した！

本来は、一度剥離したいところでしたが、そうする時間がなかったので、素材を至急手配していただき、最終処理として色落ち防止のためのウレタン塗装を施しました。

こうすることで、スピーディーかつ色落ちを抑えることができ、大変喜んでいただけたと思います。